みなさんこんにちは!
FM那覇の名物クリエイティブディレクター(?)シュテファニーです。
11月3日の「トークランチョンビート」では、『金融詐欺に気をつけて』というテーマでお送りしました。
このテーマでお送りした理由は、なんと、最近、奈良社長の大切な友人のひとりが金融詐欺にあってしまい、多額の損失をする・・・という悲しい出来事がおきたため。
さらに、何を隠そうこの私も、金融詐欺の被害にあいそうになり、怖い思いをしたことがあります。(!)
ひとりでも多くの方が、甘い言葉にのせられて「金融詐欺」の被害にあって悲しい想いをしないように
この記事では
「金融詐欺ってどんな形で起きるのか?」
「金融詐欺の被害者にならないために、気をつけるべきポイント」
についてまとめていきます。
「自分はだまされないから大丈夫!」と思ってしまったそこのアナタこそ、最後まで目を通してみてね~!
金融詐欺の古典的手法、知ってる?
世の中には様々な詐欺が存在しますが、その中でももっとも多いのが「ポンジスキーム」と呼ばれる手法です。
「ポンジスキームって何それ?おいしいの?」という方も多いと思うので、ウィキペディア先生の解説が明瞭でわかりやすくてさすがだったので、引用してみました!
“出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳っておきながら、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金を、以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれ、その利益を出資者に配当しているかのように装うもののこと。”
もっと端的にいうと
「お金預けてくれたら運用して増やしておくよ!」
といいつつ、実際には運用しないで、ただ集めたお金を配当として配り、信用させてさらにお金を集める、という手法。
これだけだと、「私はこんな単純な詐欺にはだまされない!」と思ってしまう人も多いと思うのですが、相手もそこはプロ。
海外への事業投資とみせかけて、現地での様子の写真や動画を捏造したり、あの手この手でさも本当に運用しているように見せたり、信頼できる団体であると見せかけるため、古典的な詐欺の手法でありながら、ずっと繰り返され、無数の人が被害にあっている手法なのです。
ラジオでは、私シュテファニーがポンジスキームに勧誘する詐欺師を演じながら解説していますので、是非Youtubeからチェックされてみてください。笑
詐欺を見抜くコツ
では、詐欺の被害にあわないようにするためには、どうすればいいのでしょうか?
実は、投資商品の紹介や投資に関するアドバイスをするためには、原則、金融庁の許可が必要です。
そして、詐欺をはたらくような団体の多くは、この金融庁の許可をとらないまま、金融商品の紹介をしています。
金融庁の許可があるかどうかは、金融庁のホームページからも確認できます。
▽免許・許可・登録等を受けている業者一覧▽
https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html
投資の勧誘を受けたら、まずはここをチェックしてみましょう!
詐欺の被害を最小限に抑えるためには
また、そもそも
「借金してまで投資をすすめてくる」
「全財産に近い金額の投資をすすめてくる」
こと自体が、投資の原則から考えたらおかしなこと。
投資というのは、必ず利益がでる、と保障できるものはほとんどなく、すべてそれぞれにリスクを含んでいます。
特に、ハイリターンな投資であればあるほど、その分高い確率で投資したお金が溶けてしまう・・・
つまり、高いリスクを持つものなのです。
そのため、プロの投資家は投資をする際は必ず分散投資をして、ひとつの投資先がうまくいかなくても、他で回収できるように調整しています。
私達が投資にチャレンジする際も、無理して貯金を崩したり、ましてや借金をしたりするのではなく、あくまで、「もし投資金額が全て溶けてしまっても、勉強代と割り切れる範囲の金額」から投資をスタートするべきです。
最後に
そのほか、Twitterでおこなわれる詐欺の手法や、詐欺被害者に向けたさらなる詐欺の手法なども、この日のトークランチョンビートではお話ししています。
自分の身を守るために知りたい!という人も
大事な人に教えてあげたい!という人も
テーマはちょっと重いですが、私と奈良社長とでなるべくポップに、わかりやすくお伝えしているのでぜひ聴いてみてくださいね^^