放送日:2024年10月17日11時半~12時
出演:城所望先生(臨床医・産業医・学校医)
栗生みどり(特番パーソナリティ)
ご略歴
1960年富士山の麓で生まれ、自然の中で育つ。浜松医科大学を卒業後、沖縄・石垣島の美しい自然と温かい人々に魅せられ、医師としての道を歩み始める。
沖縄県立中部病院、米国で最先端の医療を学び、石垣島の県立八重山病院や日本最西端の与那国島で医師として奮闘。ドラマ「ドクターコトー診療所」のロケ地となった島で、地域住民の健康を守り、医師としての原点を確立した。その後も、京都の教育病院で指導医を務めるなど、国内外で幅広く活躍。しかし、故郷のような八重山諸島の医師不足を耳にし、再び島に戻り、地域住民の健康を守るために尽力してきた。
「予防に勝る治療なし」をモットーに、30年以上に渡り、石垣島を拠点に八重山の島々や沖縄本島で臨床医、産業医、学校医として活躍。特に、学校医として2000名を超える児童・生徒の健康管理に携わり、健康教育にも力を入れてる。また、健康講演会を年間30回以上開催し、健康の大切さを啓発してきた。
地元新聞でのエッセー連載や、サザンゲートブリッジの名付け親になるなど、島の発展にも貢献。その熱意と行動力は、地域住民から深く信頼され、南の島の健築アドバイザー、健康法師、Dr.リトーとして親しまれている。
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今回は、Dr.リトーが教える 離島で見つけた『最高の健幸』~だからオジーもオバーも輝いているんだ!~
という本を書かれましたので、その内容について、ご紹介いただきたいと思います。
何のための本か?
沖縄の島人に寄り添ってきた島医者(Dr.リトー)が、島人の生き方の中に見いだした『最高の健幸』の秘訣を医学的にひも解き、文明病で苦しむ現代人がセルフケアできる処方せんとして紹介する。
目次
序章 沖縄・八重山離島に恋をして
八重山の離島で見つけた『島人ぬ宝』
第1章 石垣島:「伝統文化を護り護られる島」―『伝統文化』の底力
「ご先祖様と遊ぶ島」(あんがま)―先祖と心を通わせる
「月夜に心が響く島」(とぅばらーま)―歌の医力
第2章 与那国島:「Dr.コトーの島」―配られたカードで勝負する
「離島は不便、でも不幸ではない」 ピンチをチャンスに!
第3章 竹富島:「祈りの島」―祈りは良薬
『マインドフルネス』(調身・調息・調心)
第4章 黒島:「みんなが主人公のハート愛ランド」―あなたは、あなたのままでいい
自然体で生きる、『授援力』
第5章 小浜島:「オバーが華麗に踊る島」―孤立という病には地域のつながりが効く
『笑い』の医力
第6章 西表島:「生命が踊る島」「星の降る島」―自然流生活のすすめ
『自然』は偉大なセラピスト、たまにはデジタルデトックス
第7章 波照間島:「“もう一つの沖縄戦”を乗り越えた島」―涙の数だけ強くなる
『レジリエンス』の力、『3つのT』『3つのはなす』『傾聴力』
第8章 沖縄の黄金言葉に学ぶ健幸
「いちゃりばちょーでー」
「まくとぅそーけーなんくるないさ」
「命どぅ宝」
第9章 Dr.リトー処方箋: 今日から始められる8つの習慣
『自然』に近づく
『マインドフルネス』
『セルフコンパッション』で自分に優しく
『笑い』:ユーモアを大切に
『レジリエンス』:折れない心を育てる
『3つのT』
『つながり』をしかけよう!
『ストレスコーピング』:自分のトリセツ作り
終章 健やかな未来へ:島から世界へ広がる『健幸』の輪
企画意図・趣旨
現代社会は、長時間労働、情報過多、人間関係の悩みなど、多岐にわたるストレスに晒されており、多くの人が心身ともに疲弊している。特に、若年層を中心にうつ病や不安障害が増加しており、社会全体が抱える深刻な問題となっている。
本書は、そんな現代人が抱える悩みを解決し、心身ともに健やかな生活を送るためのヒントを提供する。沖縄の離島という特別な環境で、長年地域住民と向き合ってきた著者が、自然と共生する島人の知恵や生活習慣から得た「最高の健幸」の秘訣を、科学的根拠に基づいてひもとき解説する。
自然の中で生活することで得られる心身の癒し、地域コミュニティの大切さ、そして伝統文化の力などの要素が、島人の健康な生活を支えている。本書では、これらの要素を現代医学の知見と融合させ、読者がすぐに実践できるような具体的な方法やアドバイスを紹介する。
本書を読むことで、読者はストレスを軽減し、心のバランスを取り戻し、より豊かな人生を送るためのヒントを得ることができるだろう。また、自然とのつながりを深め、地域社会への貢献を実感することで、生きがいや目的意識を見つけることができるだろう。
本書は、単なる健康本にとどまらず、読者に新たな気づきと感動を与え、より豊かな人生を送るための羅針盤となることを目指す。
読者層
ストレスや不調を感じている人: ストレス、不眠、慢性的な疲労など、心身の状態に悩んでいる人。
健康的な生活を送りたい人: 健康維持や病気予防に関心があり、より良い生活習慣を身につけたい人。
自然や伝統文化に興味がある人: 自然の中で暮らすことや、伝統的な生活様式に憧れを持っている人。
沖縄や離島に興味がある人: 沖縄の文化や自然に興味があり、より深く知りたい人。
類書
「日本でいちばん幸せな医療」(泰川恵吾・小学館Books):地方における医療のあり方、地域住民との共生について書かれた書籍。
「島医者のゆんたく」(藤江良雄・ひるぎ社):離島での医療経験を基にしたエッセイ。
「まいにちメンタル危機の処方箋」(内間舞・大和書房):現代人の心の病に関する解説書。
類似書との相違点
上記3冊は、いずれも地域医療や健康に関するテーマを扱っていますが、本書との間には以下の点が異なります。
・舞台が八重山の離島: 本書は、八重山の離島という独特の環境で得られた知見に基づいて書かれており、自然と共生する生活様式や伝統文化といった、他の書籍にはない視点が特徴。
・科学的根拠に基づいた解説: 島人の知恵を単なる経験談としてではなく、現代の医学的知見と照らし合わせ、科学的な根拠に基づいて解説している点が特徴。
・実践的な内容: 読者がすぐに実践できるような具体的な方法やアドバイスが満載で、生活に取り入れやすい内容となっている。
・心の癒し: 美しい自然の写真や心温まるエピソードを交え、読者の心を癒し、元気づける効果が期待できる点が特徴。
本書は、これらの要素を組み合わせることで、読者に新たな気づきと感動を与え、より豊かな人生を送るためのヒントを提供する。
この本を全国の書店に並べてもらうためには、多額の資金が必要ですが、今回、あるオーディションにエントリーすることによって、それを実現しようと考えておられます。
このオーディションについて、少し教えていただけにでしょうか?
現段階で、予選では2位をキープされています。
沖縄の素晴らしい伝統文化は、たんに文化だけではなく、人々の心身を健康に繋げていくという役目を果たしていますが、それを全国の人に知ってもらうために、あなたの協力が必要です。